2019年05月30日 12:19:13
トリートメントの種類や選び方
前回の
「「知っているようで知らない、ヘアケアの常識」」
に続いて今回は適切なトリートメント選び方について
ご説明をさせていただきます。
トリートメントには種類も
テクスチャーも用途も異なる
数多くの商品があり、
「正直どれを選んだらいいか分からない・・」
「何を基準にトリーメントを選ぶべき?」
というお悩みを多くいただきます。
あなたに合ったトリートメントを探す第一歩として
まずは、その違いから見ていきましょう。
トリートメント、リンス、コンディショナーの違いって何?
シャンプーの後に使うトリートメント、
コンディショナー、リンス。
どれも同じ効果を発揮するようで
実は性質が異なります!
まずは3つのコーティング剤の
それぞれの特徴についてです。
1.)トリートメント
毛髪の内部にまで、タンパク質成分が浸透でき
ダメージ部分に栄養を補給する事ができます。
本来は、シャンプー後乾いた毛髪に
施すヘアケア剤として開発されましたが、
現在はシャンプー後に使用し洗い流すものもあり、
リンス感覚で使用されています。
最近では、トリートメントよりも
さらに粘度の高い「ヘアパック」も大人気です!
2.)リンス
リンスは、英語で「すすぐ」という意味で、
3つの中でも一番初めに開発されたヘアケア剤です。
アルカリ石鹸を中和させ、くし・指通りを良くし、
石鹸カスを落とすために作られたものです。
髪の表面を油分でカバーし、
シャンプーの後の髪のきしみを防いで、
手ざわりをよくします。
粘度は低く、毛髪の内部には作用しません。
3.コンディショナー
シャンプーの後、毛髪のコンディションを
よくする目的で開発されたヘアケア剤で、
毛髪に汚れがつかないようにしたり、
サラサラ・しっとりさせる効果があります。
リンスに近いですが、リンスよりも髪の表面を
コーティングする力がやや強く、
毛髪に内部に吸着します。
何を基準にトリートメントを選ぶべき?
トリートメントを選ぶときに重要視したいのは、
①髪質(毛質)に合っているか
②髪のお悩みを解消できるか
③低刺激か
の3つではないでしょうか。
髪質(毛質)に合っているか?
実は、トリートメント選びの時の
失敗で最も多いと言われているのが、
自分の髪質に合っていないものを選んでしまうことです。
例えば、髪の毛が細いのに、
油分が多く含まれているものを使用してしまい
根元がペタッとして治らなかったご経験は
ございませんか?
実は、太い髪用のトリートメントには
油分が多く含まれており重いものが一般的です。
一方で、細い髪用のトリートメントは油分が
少なく、軽い成分で髪を保護するように
作られているものが多いです。
あなたはどちらの髪質ですか?
髪の悩みを解消できるか
トリートメントをお探しのあなたは
なんらかの髪のお悩みがあるのではないでしょうか。
悩み①パサつく
髪がパサつく大きな原因は、
髪の水分量が少なくなっていることと言われています。
よって、しっかりと髪を保湿してあげることが
大事になってきます。
悩み②まとまりにくい、広がる
まとまりにくい、広がるといった悩みもパサつく髪と同じで、
髪の水分が逃げやすく、少なくなっていることが原因です。
保湿力に優れた成分が配合されたものを選びましょう。
悩み③くせ毛が収まらない
くせ毛の原因は、
髪内部の吸水性に差があること。
水分が多い部分もあれば、少ない部分もあるといった状態が原因です。
髪の内部の水分バランスを整えてあげることが大事です。
悩み④枝毛、切れ毛枝
枝毛や切れ毛は、パーマやカラーなどを繰り返すことで、
キューティクルが壊れることが原因でおこります。
よって、キューティクルを修復していくことが大事です。
悩み⑤抜け毛、薄毛
抜け毛や薄毛の原因は髪そのものだけでなく、
頭皮自体にある場合があります。
つまり、頭皮を健康に保つことが必要になってきます。
頭皮を保湿てしくれる、アミノ酸タイプや
グルコサミンが配合されているトリートメントを
を選びましょう。
頭皮環境が整い、健康な髪の成長を促してくれます。
またトリートメントを選ぶときに
重要視したい最大のポイントが、
つぎの項目になります。
トリートメントが低刺激であるか
自分の髪質に合い、なおかつ悩みも解決してくれる!
そんな素敵なトリートメントに出会えたとしても、
使ってみて痒みがでたり、
頭皮や皮膚が炎症を起こしてしまうようでは、
あなたにあったトリートメントである
とは言い切れません。
敏感肌の人やアレルギー体質の人は、
オーガニックでお肌に優しいアミノ酸タイプのものを
選ぶなど良いでしょう。
上記のトリートメントの違い、
トリーメント選びのポイントを基に
ぜひあなたの髪質にぴったりなものを
選んでみてください!