2019年11月20日 12:30:14
気になる白髪、無理に抜かずに根本改善する方法は?
「この前、気になる白髪を抜いたのに、もう生えてきた」
「白髪を染め続けて髪がパサパサになってきた」
「なんとか、白髪を減らす方法はないかな?」
など白髪によって様々なお悩みが
出てくると思います。
こんな白髪対策をされている方は、
要チェックです!
□白髪を抜く
□白髪染めで定期的に染めている
皆様は、
いかがでしょうか?
まずは、白髪に対する知識を
理解した上で
今行っている白髪対策が
本当に髪や頭皮にとって得策なのか
見直してみましょう。
白髪はなぜ生えてくるのか?
実は、私たちの髪の毛は
元々真っ白なのです。
「メラニン」と呼ばれる
黒い成分が白い状態の髪の毛に
流れ込むことによって
髪の毛に色素が入り
黒髪へと変わります。
「メラニン」はチロシンと呼ばれる
アミノ酸から作られています。
このチロシンが不足したり、
メラニンを作る細胞が
老化し衰えてしまうと、
髪に十分にメラニンが行き渡らず、
白い状態のまま伸びてしまいます。
白髪はメラニンが
不足している状態です。
そのメラニンや身体が必要な成分を
補うことが根本改善への近道といえます。
十分にメラニンを蓄えた白髪は
一体どのように変化するのでしょうか?
一度白髪になったら黒髪には戻らない?
実は、一度白髪になってしまった髪の毛も
「毛周期」と呼ばれるサイクルによって
生えては抜けてを繰り返します。
【毛周期】
①.成長期
成長初期では、細胞分裂が活発におこり
新しい髪の毛が太く長く伸びる期間です。
個人差はありますが、約2~
成長し続けるといわれています。
②.退行期
毛母細胞が寿命を迎え細胞分裂が減少し、
髪が成長しなくなる段階です。
やがて髪の毛が毛母細胞から
離れて完全に成長をやめるまで
約2週間かかります。
③.休止期
毛母細胞での細胞分裂が停止し、
休止期に入り脱毛が始まります。
成長が止まった後は、頭皮表面に向けて
だんだん上に上がっていき、
抜け落ちる準備をします。
おおよそ3~4か月、
脱毛期にはいるといわれています。
②や③の毛周期に入った髪の毛は
黒くすることが出来ません。
しかし、髪が伸びる成長期や
これから生えてくる
髪を黒くすることは可能です。
その絶好の時期に、
どのような栄養が白髪を抑制することに効果的なのか、
くわしく見ていきましょう。
白髪を黒くするためにできること
白髪というものは、
元々白い髪の毛に対して、
黒くするためのメラニンが
不足していることから
白髪の状態でのびてしまうことが
分かりましたね。
実際にその不足したメラニンの成分である
「チロシン」を補うためには
内側からのケアが重要です。
まずは、日々意識することで
簡単に取り組むことのできる
食事面に気を配りましょう。
①チロシンを多く含む食材
チーズ・アボカド・バナナ・リンゴ
マグロ・アーモンド
②ミネラルを多く含む食材
牛乳・乳製品・小魚・海草類
大豆製品・野菜類
③タンパク質を多く含む食材
肉類・魚介類・卵類
大豆製品・乳製品
これらをバランスよくとることが
一番の白髪予防・根本改善となるでしょう。
白髪は細胞が衰え、
栄養不足の状態にあります。
そこで上記のような栄養を摂取して
内側からの改善に取り組む
必要がありますが、
効果を実感するまでには、
身体の細胞の代謝サイクルの
入れ替わりにより、
約6か月間かかります。
実は、人間の全ての細胞は、
約6か月間かけて
新しい細胞に入れ替わっている
とのことです。
白髪を改善できる食生活を
継続することで徐々にその効果を
発揮していくものなので
最低でも6か月以上は、
チロシン、ミネラル、
意識した食べ物を摂取するように
心がけてみましょう。
ポイントは、バランスです。
白髪のなくなる食生活によって、
身体の不調なども同時に改善でき、
体質改善もできるのでおすすめです。