2019年04月18日 16:09:50
頭皮がヒリヒリ痛い・赤いのは危険信号?!
「頭がヒリヒリ痛い…」「頭皮が赤い…」
「ジーンとした痛みがある!」と頭皮に異変を
感じたことはございませんか?
実はその赤み、お身体からの危険信号で
放っておくとより悪化してしまいます。
この機会に是非、鏡でご自身の頭皮を見てみて下さい。
普段あまり注意して見ることは少ないですよね。
健康的な頭皮の状態って?
ヘッドスパ専門店ワヤンプリに
ご来店されるお客様にもお伺いするのですが、
「頭皮の状態はみたことない」
「頭皮を初めてみる」という方がほとんどです。
ご自身の頭皮が健康な状態か判断するためには、
毛穴の開き具合や生えている毛の本数・太さなど、
確認していくにあたってポイントがあるのですが、
「頭皮の色味」もその中の1つです。
お顔のお肌も、しっかり保湿された状態と
そうでない状態では、明るさや透明感が違いますよね。
頭皮もそれと同様に、水分や油分のバランスによって色味が変わってきます。
健康な頭皮の色って何色?
健康な頭皮は
「青白く、透明感がある」
と言われています。
頭皮をご覧いただいたときに
「赤くなっている」というのは、
頭皮がトラブルを引き起こしているサインです。
最近、
「頭皮の赤みがひかない・・・」
「頭皮の赤みの原因が知りたい!」
とご相談に来られるお客様が
増えております。
実は身体が悲鳴を上げているとき?!頭皮に赤みが出る原因は?
1つは、「血行不良」です。
血行不良を起こす原因は様々ですが、
女性の場合は肩こりや運動不足などが
よくある原因としてあげられます。
最近では、スマホやパソコンによる目の疲れや
首・肩こりが原因で頭皮の血行が悪くなってしまう
ケースが増えています。
頭皮が固くなったり、肩こりになったりすると、
血液が流れづらくなり、
頭皮は赤みを帯びていくのです。
ご自身の人差し指を体として考えましょう。
指先を頭部、第一関節を首・肩のあたりだとします。
人差し指の第一関節のところを強く握り、
血液が流れるのを抑えてみてください。
すると、みるみるうちに第一関節から指先にかけて、
赤くなっていきます。
これと同じようなことが、
首肩こりがある人の頭部でも起こっているのです。
頭皮や髪の毛への栄養は、
血液によって運ばれます。
血行不良の状態では栄養が十分に届かず、
髪の毛も育ちづらくなってしまいます。
育たない髪の毛は細くなったり、
切れやすくなったり、
ボリュームダウンに繋がっていきます。
そして、抜け毛も増やしてしまいます。
もう1つは、「炎症」です。
何らかの影響で頭皮が炎症を
起こしている可能性が考えられます。
このような頭皮の炎症は、
日常生活の中に原因があることが多く、
そのほとんどは外的要因が関係しています。
外的要因として考えられるものが、
「紫外線」や「シャンプー」です。
①紫外線対策をする
紫外線には髪の毛の主成分である
アミノ酸システインを分解する作用があり、
これらが分解されることで、髪の毛が弱くなり、
切れ毛や枝毛が起きやすくなってしまいます。
また、頭皮に浴びることで、
頭皮の水分やハリがなくなってしまいます。
体が赤くなるように、頭皮も赤くなり、
一種の火傷のような状態に陥ることで
頭皮が炎症することが考えられます。
②症状にあったシャンプーで正しい使い方をする
シャンプーをする際注意しなくてはいけないポイントは、
「使用するシャンプー」、「洗い方」の2つです。
使用するシャンプーは、髪の毛の成分と
同じアミノ酸系のシャンプーを使用することを
お勧めします。
シャンプーは、洗浄剤というものが含まれており、
それらの成分で分類されます。
スーパーやドラックストアなどで
気軽に購入できる商品には、
硫酸系の洗浄剤が使われているものが多く、
これらは高級アルコール系と呼ばれます。
これらの特徴としては、洗浄力が高いことです。
一見良いことにも感じますが、
洗浄力が強すぎるため、
頭皮に必要な油分まで落としてしまうのです。
油分が足りなくなった頭皮は
潤そうと中から油分を分泌します。
すると皮脂の過剰分泌などに繋がるのです。
そして、頭皮を洗う際はしっかりとシャンプーを泡立て、
その泡を使って洗うことを心がけてください。
汚れを落とそうとごしごしこすったり、
爪を立てては頭皮が傷ついてしまいます。
傷から殺菌が入ることで炎症が
悪化する可能性もあります。
また、頭皮の赤みは
「脂漏性皮膚炎」などの皮膚疾患の
可能性もあります。
脂漏性皮膚炎とは主に皮脂分泌が
過剰なところにかゆみや炎症、
フケなどを引き起こす皮膚疾患のことで
症状が深刻すると抜け毛を引き起こすこともある
厄介なトラブルです。
頭皮の赤みは、抜け毛に繋がる
危険信号サインです。
しかし、確認したくても
なかなかご自身では見えないところ…。
ぜひ一度専門家にチェックしてもらいましょう。