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HEAD SPA COLUMNプロが教えるヘッドスパ特集コラム

2017年01月11日 13:07:08

あなたは大丈夫?頭皮トラブルの原因と改善方法

ターンオーバーとは、いったいどのような仕組みになっているのでしょうか。

まず、ターンオーバーは、肌の新陳代謝のことを指します。
新陳代謝とは、古いものが新しいものに入れ替わることです。

肌は、細胞が何層にも重なり合い、構成されています。
外気に触れている方から「表皮」「真皮」「皮下組織」という3層に分かれています。
さらに表皮は一番内側(真皮に近い方)から「基底層(きていそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「角質層(かくしつそう)」という4層構造になっています。
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基底層で生まれた基底細胞は、有棘細胞→顆粒細胞→角質細胞の流れで、形を変えながら肌の表面に押し上げられていきます。そして、核を失った角質細胞は、平たい角質となり、やがて垢となり剥がれ落ちていきます。
体には、どんどん細胞を新しくしていこうという働きがある為、基底層では常に新しい細胞が作り出されています、そして、古い細胞は上へ、上へと押し上げられていきます。古いものが新しいものに入れ替わる―…つまり、新陳代謝です。
この一連の流れを、肌のターンオーバーと呼んでいます。

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目で見える新陳代謝としては、“爪”があります。
爪は、切っても、また気づくと伸びていますよね。
これも新しい細胞が作られ、下から押し上げられているから起きているのです。

肌の正常なターンオーバーの周期は、場所にもよって異なりますが、おおよそ28日といわれています。これより早くても、遅くてもよくないのです。

ターンオーバーが早まるということは、新しく生まれた細胞が理想よりも早く角質になってしまうということです。
本来は核を失ってからなるべき角質細胞に核を持ったままなってしまうなど、未成熟な細胞が角質になってしまう為、傷つきやすく、水分保持力なども弱く、トラブルが起きやすくなってしまいます。
「洗浄力の強いシャンプーを使用する」、「熱いお湯で洗う」など過剰なスキンケア、角質ケアをしているとターンオーバーが早まってしまいます。ターンオーバーが早まっている頭皮では、乾燥や皮脂の過剰分泌が考えられます。

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写真:べたついた頭皮

ターンオーバーが遅くなる原因は、加齢や肌が清潔に保たれていないことです。
人は年齢を重ねれば、重ねるほど代謝が落ちていきます。
40代、50代になると45日前後かかると言われています。

また、あまり考えられませんが、何日もシャンプーをしないなど頭皮環境が不潔になってしまうことでも遅くなります。
頭皮でもターンオーバーが行われている為、日ごろから角質細胞は剥がれています。
ターンオーバーがきちんと行われていると、はがれる角質細胞は、目に見えないくらい細かいものです。
しかし、ターンオーバーが遅くなると、剥がれ落ちるべき時期に角質細胞が剥がれず、どんどん蓄積されてしまいます。
そして、塊になって落ちていくのです。これが、いわゆるフケです。

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写真:フケになる前の頭皮

ターンオーバーを整える為には、「頭皮に合ったシャンプーを使用する」、「ごしごしと強く洗わない」、「保湿をする」といった正しいケアはもちろん、バランスのとれた食事や規則正しい生活、ストレスフリーな生活を送ることも大切です。

不健康な頭皮環境は、髪の発育にも影響を及ぼします。
しかし、頭皮環境の改善は、1日2日でできるものではありません。

ぜひ、このタイミングでご自身のケア方法や生活習慣を思い返していただき、今日から健康な頭皮作りを始めましょう。

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