2017年06月28日 10:07:06
夏の大敵、紫外線!対策しないと、あなたは薄毛に!?
紫外線量は1年を通して、同じというわけではありません。
実は、5月から9月頃までが1年の中でも紫外線量が多い日が続きます。
もうすでに、たくさんの紫外線が地球に、そして皆さんに降り注いでいるのです。
これから夏を迎え、薄着になる機会が増えたり、レジャーなどで外出している時間も増えたりするでしょう。紫外線を浴びやすくなる季節だからこそ、紫外線について知り、紫外線対策を万全にしましょう。
紫外線というと、晴れている日だけ対策すればよいと思っているというお話を時々伺います。
確かに天気によって、紫外線量は変化します。しかし、薄雲くらいでは約90%の紫外線が地上にまで降り注ぐといわれています。
晴れた日だけでなく、曇りの日でも紫外線対策をすることをお勧めします。
まず、紫外線には3つの種類があります。
UV-A、UV-B、UV-Cの3タイプです。
UV-Aは、太陽から降り注ぐ紫外線のうち、約95%を占めています。
窓ガラスや雲も透過してしまい、肌の奥まで届きます。
地上に届く約5%に当たるのが、UV-Bと呼ばれるものです。UV-Aよりも人体に影響を及ぼす可能性が高く、日焼け、皮膚がんの原因となります。
もう1種類のUV-Cは、オゾン層などで吸収され、地表には到達しません。
そのため、特に対策が必要なのが、UV-A、UV-Bです。
UV-A、UV-Bについて詳しく見ていきましょう。
①UV-A
UV-Aは表皮の最下層から真皮と呼ばれる組織にまで達し、メラニンを作る細胞であるメラノサイトの活動を活性化させる作用を持っています。肌が黒くなるような日焼けの原因となっているのがこのUV-Aです。
髪の毛が紫外線を吸収してしまうことで、髪の毛の主成分であるアミノ酸に影響を及ぼします。紫外線には、アミノ酸システインを分解する作用があるのですが、これらが分解されることで、髪の毛が弱くなり、切れ毛や枝毛が起きやすくなってしまいます。髪の毛が弱くなることで髪の表面が綺麗な状態でなくなってしまい、手触りやキューティクルも損なわれます。また、紫外線を浴びていると髪の毛は乾燥するため、よりダメージを加速させます。
②UV-B
長い時間UV‐Bを浴びた皮膚は、赤くなったり、軽いやけどのような症状を生じたりすることがあります。海水浴などに行き、外で過ごし、体が赤くなってヒリヒリするのはUV-Bによる日焼けが原因です。
UV-Bは、メラニン色素を分解する作用があります。そのため、髪の色が変わったり、長期的に見ると白髪が増えてしまったりします。
また、頭皮に浴びることで、頭皮の水分やハリがなくなってしまいます。髪の毛をつくる毛母細胞が破壊されると、髪の毛が上手く育たず、抜け毛や薄毛の原因になります。体が赤くなるように、頭皮も赤くなり、一種の火傷のような状態に陥ることで頭皮が炎症することも考えられます。
紫外線もダメージは髪の毛の方が見えやすいため、見落としがちですが頭皮の状態もしっかりチェックしましょう。
では、次にどのような紫外線対策があるでしょうか。
①日傘・帽
紫外線がなるべく当たらないよう、紫外線を遮る手段が有効です。髪の毛が長い方は髪の毛を束ね、帽子の中に仕舞ってしまうこともお勧めです。しかし、帽子をかぶる場合、注意しなくてはいけないのが、“蒸れ”です。長時間、帽子をかぶっているとどうしても頭皮が汗をかいてしまいます。この汗をそのままにしてしまうと別のトラブルに繋がってしまいます。しっかりとシャンプーをするなど、ケアをしましょう。
②保湿ケア
紫外線を浴びた髪の毛や頭皮は、乾燥し、傷んだり刺激を受けやすくなっています。近年では頭皮用の保湿剤なども出ています。そういったものやトリートメントなどでしっかりとケアをして、よりダメージが広がらないようにしましょう。
例えば、本格ヘッドスパワヤンプリのヘッドスパでも使用されているのが、「スカルプスパエッセンス」。
こちらの主成分であるアラントインは、細胞の修復・再生効果が高く、頭皮に潤いを与えたり、キメを整えたりすることで頭皮環境を改善します。配合されている天然の海藻エキス、植物エキスには、リンパの流れ促進し、紫外線ダメージを防ぐ効果もあります。また、髪の毛の構成成分であるアミノ酸も配合しており、髪の毛に潤いを与え、傷んだ髪の修復・養毛効果も期待できます。
こちらは購入もできるため、お気軽にご自宅でのセルフケアに取り入れることができます。
“髪は女の命”といった言葉もありますが、髪の毛が傷んでしまっては、気分も上がらなくなってしまうもの…。
しっかりと紫外線対策をして、これから始まる夏を存分に楽しみましょう。