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皆さんはどこかで「AGA」という言葉を耳にしたことはありませんか。
AGA（エージーエー）とは、Androgenetic Alopeciaを略した言葉で「男性型脱毛症」を意味しています。数ある脱毛タイプの一つです。男性の薄毛・抜け毛はすべてこのAGAが原因というわけではありません。AGAは比較的若い男性の方に多く見られる症状で、額の生え際や頭頂部の髪が薄くなっていくのが特徴です。額の生え際から後退していくケース、頭頂部から薄くなるケース、これらの2つが同時に進行するケースと、様々な進行のケースがあります。

AGAは、男性ホルモンの中でも「テストステロン」が主な原因と考えられています。
「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素に結び付くと、「ジヒドロテストステロン」というものになります。「ジヒドロテストステロン」は、ヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。成長期が短くなることで、髪の毛が長く太く成長する前に抜けてしまいます。十分に育たない、細く短い髪の毛が多くなることで頭部全体の薄毛が目立つようになります。また、毛包が十分に成長しないため、髪の毛が太く長く育たないうちに抜けてしまいます。そしてAGAは、抜け毛や薄毛がゆっくりと進行していきます。そのため、気になり始めたころには、だいぶ進行してしまっているということもあります。
「テストステロン」の分泌量の多い人ほどAGAになりやすいといわれているため、ホルモン分泌を決める遺伝子も影響していると考えられます。
また男性ホルモン以外にも、生活習慣も密接に関係しているといわれています。

①食生活

まずは食生活です。栄養バランスの乱れは大敵です。特に肉料理や揚げ物料理を過度に摂取していると抜け毛を引き起こしやすくなるといわれています。
髪の毛を健康的な状態で維持するためには、良質のたんぱく質やビタミン、ミネラルを積極的に摂取した方がよいと考えられます。
たんぱく質は、髪の毛の材料になります。
ミネラルの一つである亜鉛も特に必要な栄養素となります。亜鉛は、細胞分裂や再生に効果があり、髪の毛の成長を速め、切れ毛などを防ぐ効果が期待されています。

②ストレス

ストレスも抜け毛の要因となります。
ストレスによって体に力が入ることで、筋肉が緊張して、収縮する状況が続きます。すると血管も圧迫され細くなり、血液の通りが悪くなります。その結果、栄養を届けるはずの血液が十分にいかなくなり、十分な栄養も供給されず、髪の毛が育ちにくくなります。

③タバコ

タバコに関しては、ニコチンが脱毛を促進するといいます。ニコチンが体内に入ると血管が収縮します。すると、やはり頭皮の栄養不足の状態が深刻になって抜け毛が促進されます。

④アルコール

アルコールは過度に摂取すると肝臓がアルコール分解の方に集中せざるを得なくなるので、髪の毛への栄養分供給の妨げになる恐れがあるといわれています。しかし、適量であれば血行を促進する効果があるため、アルコールを飲む際は適量を心がけることをお勧めします。

これらの原因を挙げた際に、思い浮かぶのが社会人の生活環境です。
社会人となり忙しくなったり、生活が不規則になったりしたことで、食事を摂る時間が乱れたり、食事をおろそかにしてしまったりといったことはありませんか。また、入社したてや異動などで環境が新しくなるたびに慣れるまでは、緊張やストレスもあるでしょう。
近年では、「飲みニケーション」という言葉があったり、喫煙所での情報収集が営業活動に役立つなんて実体験を聞いたりもします。社会人になり、飲み会の回数が増えた、タバコを吸い始めた、なんて方もいるのではないでしょうか。
タバコやアルコールが人間関係の構築や成果を上げるための欠かせないツールになっているという事実がある一方で、抜け毛や薄毛を進行される原因になっているという事実も心にとめていただきたいのです。

「抜け毛は、歳を取ると起きるもの」と思っている方もいらっしゃいます。
確かに加齢も原因の一つになりますが、若いうちから始まる方もいるのです。

しかし、AGAで抜け毛や薄毛になっていても、うぶ毛は残っています。
毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性があります。
本格ヘッドスパ専門店ワヤンプリでは、この産毛が育ちやすくなる頭皮環境を作るお手伝いができると考えます。
正直申し上げますと、ヘッドスパで治療はできません。
なぜならば、それを目的としているわけではないからです。
ワヤンプリのヘッドスパは、ご自身の持っている自然治癒力を高める効果があります。
独自に開発されたヘッドスパにより頭部の血行促進、頭皮の柔軟化、ストレス緩和などにアプローチしていきます。

少しでも気になり始めたからは「まだ若いはずなのにー…」なんて思わずに、一度ご相談にいらしてみてください。