2017年08月18日 11:29:16
今から始める抜け毛ケア!
こちらの原因には、加齢による体の衰えが大きく関係しています。
歳を重ねていくうちに、動脈硬化により血のめぐりが悪くなりやすくなります。動脈硬化とは、血液中にコレステロールや中性脂肪が溜まることで、動脈の弾力性が失われ、血液がスムーズに流れない状態です。頭皮や髪の毛への栄養や酸素は、血液によって運ばれます。動脈に弾力性や柔軟性が十分に備わっていれば、それぞれに必要な栄養や酸素を運べます。しかし、その弾力性が失われているため、必要な量の栄養や酸素が届かず、だんだんと髪の毛はやせ細り、ゆくゆくは抜けてしまうのです。これが、細毛や切れ毛、そして抜け毛の原因です。抜け毛が増えていくと、もちろん毛量は減ってきてしまうので、薄毛にも繋がっていきます。
また、血行不良を引き起こす原因としては、「ストレス」や「運動不足」なども挙げられます。人には、人をリラックスさせる副交感神経の働きも必要なのですが、「ストレス」を感じることで緊張状態が続いたり、部屋に篭ってテレビゲームや漫画に熱中し興奮状態に陥ったりすると、この副交感神経の活動が低下し、血行不足で頭皮を硬くしてしまいます。
さらに「ストレス」には睡眠不足などを引き起こす可能性も考えられます。睡眠不足は成長ホルモンの分泌を妨げてしまうため、髪の毛が成長しづらい環境を作ってしまいます。
抜け毛の原因として考えられるものは、このような「血行不良」の他に、「食生活」、「毛穴のつまり」なども考えられます。
好きなものやファーストフードばかりの偏った食事をしていると栄養素も偏ってしまい、健康な髪の毛が育ちません。また、脂っぽいものばかりでは、頭皮の皮脂の過剰分泌を引き起こします。頭皮の保湿効果のある皮脂は必要なものではあるのですが、過剰に分泌されてしまうと、日ごろのシャンプーで落としきれず、毛穴につまり、塞いでしまう可能性があります。すると、汗なども正常に分泌できなくなってしまいます。不衛生な頭皮環境を作り、頭皮のニオイの原因にもなります。
「ストレス」や「運動不足」、「睡眠不足」に「偏った食生活」-…。
若いうちから変わらない生活を続けている方で、若いうちは何ともなかったと思われる方もいるでしょう。
若いうちは平気でも、年を重ねるにつれ、徐々に徐々に蓄積され、体に悪影響を与える原因になるのです。
「自分はまだ大丈夫」…
そんな風に思わずに、未来のご自身のために今の生活や食事を見直してみませんか。