2023年06月12日 16:57:11 テーマ: 乾燥
夏の抜け毛リスク
こんにちは!
新宿店の平山です
夏は、イベントやレジャーといった何かと楽しみが多い一方で、夏ならではの抜け毛リスクがいくつも潜んでいます。
もちろん一時的な抜け毛ということもありますが、人によっては夏にどれだけケアできたかが将来の毛量を左右することに繋がります!
夏の抜け毛の原因
①猛暑によるストレス
猛暑日が続く夏に突入すると、気候の変化から身体がストレスを覚えることがあります。体がストレスを受けると交感神経の働きが優位になり、血管が収縮した状態が続きます。髪の毛は血液から栄養や酸素といったエネルギーを得ているため、血管が収縮した状態が続き血流が悪くなると、細毛や抜け毛の原因となります。
②紫外線によるダメージ
紫外線には「髪の毛」にもパサつき、枝毛、切れ毛などの影響を与えますが、もっとダメージを受けるのが「頭皮」です。紫外線を浴びる事により頭皮も肌と同じように日焼けをし、光老化を起こすため、髪になる細胞である毛母細胞の働きが悪くなり、発育が阻害されたり、抜け毛の原因にも繋がります。
③海やプール
健康な髪はpH4.5〜5.5の弱酸性に保たれています。
海 | pH8〜9 |
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プール | pH5.8〜8.6 |
海のpHはパーマ剤と同じアルカリ性の数値で、海水浴から上がるとキューティクルは開いた状態になっており、さらに海水の塩分によって髪の水分が吸収され痛みやすくなります。
プールには消毒剤として「塩素」が含まれています。塩素濃度が高いプールに長時間入っていると、タンパク質が変質してしまいキューティクルが剥がれやすい状態になります。
ダメージが蓄積された弱った髪は抜け落ちやすくなります。
④エアコンによる乾燥
エアコンによる乾燥によって頭皮の血流が悪くなり、髪まで栄養が回らなくなることで抜け毛や細毛などのトラブルを起こしやすくなります。
⑤皮脂の増加
夏になると皮脂の分泌がより進むため、気になってくるのが頭皮の衛生状態です。皮脂が毛穴につまると髪の発育不全を起こすことや、頭皮トラブルの悪化で炎症による抜け毛を起こすことも考えられます。
対策
・シャンプーで頭皮を清潔に
海やプールの後や汗をよくかいた日には、シャンプーで汗や皮脂汚れを落として頭皮環境を清潔に保ちましょう。
・紫外線対策
帽子、日傘、髪の毛用UVカットスプレーの使用でしっかりとした紫外線対策を。
・エアコンを使うとき
あまり部屋を冷やしすぎず、部屋の湿度を50%くらいに保ちましょう。
健康な髪の維持には頭皮や髪のケアを怠らないようにしましょう!