2021年10月09日 16:26:47 テーマ: 乾燥
頭皮のかゆみ&ふけの原因
こんにちは
梅田店の定本です!!
本日は、頭皮のかゆみやフケについてお話していきます
「毎日洗髪をしているんだけど…」と悩んでいるあなた、
その原因は意外なところに潜んでいるのかもしれません
正しい頭髪ケアを知り、ふけ・かゆみから頭皮を守りましょう!!
ふけは古くなった頭皮の角質が剥がれ落ちたもの
決してよいイメージはないものの、どんな健康な人にでもふけは発生します。
では、その正体とは一体何でしょうか。
ふけは頭皮から出る老廃物、つまり肌から出る垢のようなものです!
人間の皮膚は、約1ヶ月のサイクルで生まれ変わるターンオーバー(新陳代謝)
という機能が備わっており、それは頭皮も同じです。
ターンオーバーのときに古くなった頭皮の角質が皮膚の奥から押し出され、
剥がれ落ちたものがふけなのです。
通常のターンオーバーで発生するふけは垢のように小さく、
通常は洗髪で取り除かれるため、目立つことはありません。
皮脂や常在菌のバランスが崩れると、ふけが増加!
頭皮は体のなかでも、特に皮脂の分泌が盛んな部位です。
さらに、頭皮には皮脂や汗などを栄養とするマラセチア菌という皮膚常在菌がいます。
ほどよい皮脂は頭皮に潤いをもたらし、
マラセチア菌は雑菌や細菌の侵入を防いで頭皮の健康を守ってくれています。
ところが、何らかの理由で皮脂やマラセチア菌のバランスが悪くなり、
多すぎたり少なすぎたりすると、頭皮のターンオーバーが崩れ、
角質が大量に剥がれ落ちる「ふけ症」と呼ばれる状態になるのです。
ふけが大量に発生してしまう原因を、ふけのタイプ別にみていきましょう。
脂性ふけ(ベトベトタイプ)
洗髪不足などで皮脂が過剰にある場合は、皮脂を栄養とするマラセチア菌も必要以上に増殖します。
これによって地肌が刺激を受け、ターンオーバーが乱れて大量のふけが発生します
取り切れていない皮脂は酸化が進み、ほこりや汚れを吸着し、
古い角質とまざりあってベトベトした脂性ふけとなります。
もともと脂性肌タイプの人は、頭皮に皮脂や汗が人より多く発生するため、
脂性ふけになりやすいと言えます。
乾性ふけ(カサカサタイプ)
過度な洗髪や洗浄力の強いシャンプー剤によって
皮脂が必要以上に落とされることが原因です。
潤いがなく乾燥した頭皮は免疫力が低下し、
ターンオーバーのリズムが早まって未熟な角質細胞まで剥がれ落ちるようになります。
もともと乾燥肌の人は頭皮も乾燥しやすく、乾性ふけになりやすいと言えます。
年齢・性別・季節によりふけのタイプに差異
ふけのタイプや発生のしやすさは、年齢や性別、季節によっても多少異なります。
湿気の多い夏場は脂性ふけが増え、空気が乾燥する冬場には乾性ふけになりがちです。
性別でみると、男女ともに成長期である10~14歳ごろにかけて皮脂の分泌量が増え始めます
男性は60歳代ごろまでずっと皮脂の分泌量が多く、
女性は30歳代までがピークで、この時期には脂性ふけが出やすいと言えます。
それ以降は皮脂量が減少していき、逆に肌が乾燥しがちに変わってくるため、
乾性ふけが多くなる傾向にあります。
ふけが多いと刺激でかゆみを誘発!
その他の大きな要因は、洗髪の頻度と方法です。
ふけとともによくある頭皮トラブルといえば、頭のかゆみ。
ふけそのものが頭皮を刺激することによってかゆみが発生するため、
ふけとかゆみはセットになっていることが多いものですが、
その他の大きな要因は、洗髪の頻度と方法です。